Windows7のダウンロード版をインストールして、しばらくすると、Windowsの画面に『ライセンスの承認』なる画面が現れる。
このライセンスの承認、Windowsを長らく使っていて、初めて見た。
プロダクトキーはきちんと入力していて問題なくWindows7のインストールができたのに、なぜだ・・・。
ていうか、ライセンスの承認って何?
このライセンス承認、メーカー製のパソコンを使ってる人はあまり関係ないらしい。
自作パソコンに、OSをインストールした場合や、管理人のようにもともと持っているパソコンに別のWindowsOSをインストールした場合、WindowsOSを再インストールした場合に必要となるもののようだ。
WindowsOSのライセンス承認の意味
Windows OSをインストールすると、それが不正にコピーされた製品でないことを証明するために、マイクロソフトのサイトに接続してライセンス認証という作業を行う必要がある。
ライセンスの承認はWindows OSのインストール後すぐに行う必要はない。
ハードウェアの追加や変更など、ライセンス認証に影響する変更が予想される場合や、評価目的でテスト導入する場合(特に評価版OSを利用する場合)、Windowsが正しく動作するかどうか分からず、場合によってはOSのインストールを中止するといった事態などに備え、いくらか猶予期間がある。
これを「ライセンス認証の猶予期間」といい、最終的にはこの期間内に認証を行えばよい。
猶予期間を過ぎてもライセンス認証が行われない場合は、Windows OSが利用できなくなる(ログオンできなくなったり、一定時間経つと強制的に終了したりする)。
ライセンス承認の方法と回数
インターネットでの認証は5回まで。
6回目以降は電話でのライセンス承認となるらしい。
おいらの場合、OSのインストール時にちょっとミスって、何回もインストールを繰り返してしまったせいか、インターネットでのライセンス承認ができなかった。
でも、電話でオペレーター経由で簡単にライセンス承認できたので、まあ、これでよしと。
ライセンス承認が終了し、Windows正規版と認められたかどうかを確認する方法
1、『スタート』⇒『コンピューター』を右クリック⇒『プロパティ』。
2、画面をスクロール。
3、下のほうに『Windowsはライセンス認証されています』の表示が出る。
ライセンス承認後にプロダクトキーが変わった?
ライセンス認証後に、上の方法で『Windowsはライセンス認証されています』と表示された下に、『プロダクトID』が表示されるのだが、この画面で表示されたプロダクトID、OSの購入時に添付されていたプロダクトIDとは違うものが表示されている。
?なんで?
実は、この、『コンピューター』⇒『プロパティ』の画面で見ることのできるプロダクトIDは、プロダクトキーとは違うらしい。
『プロダクトID は、製品の種類を表しているに過ぎず、インストールにもライセンス認証にも関係がありません。』ってことらしい。
なんだかややこしい。
しかも、その隣に『プロダクトキーの変更』なんて項目があるからますます混乱する元になる。
再び、ライセンス認証が必要になるとき
■ハードディスクとメモリの同時変更した時。
■マザーボードを交換した時。
■ハードディスクを再フォーマットした場合(ライセンス認証したデータも消えるため)。
メーカー製のパソコンでも上のように、パソコンの大幅な変更をしたときにはライセンス承認が必要になる。
ライセンス承認には、プロダクトキーが必要になるので、なくさないように気をつけよう。
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