記事内に広告が含まれています。

データの上書き方式・ハードディスクやUSBメモリーのデータ破棄するとき

パソコントラブル PC・スマホ・インターネットトラブルの解消方法
PC・スマホ・インターネットトラブルの解消方法
この記事は約3分で読めます。

 USBメモリーやハードディスクを破棄するときどうしたらいいのかってのも頭の痛い問題。

 USBメモリーやハードディスクを初期化しても専門のソフトを使えばデータ復旧ができるって話しだし。

 捨てる、人に譲るのは危険だ。

 で、USBメモリーやハードディスクのデータを完全に削除するためにはどうする?

 よく知られているのがデーターの上書き。

広告

データの上書きって?

 データの上書きって言ってもいろいろ種類があるらしい。

WipeDisk -- 低秘匿 (1x)データを1回上書き (特殊な文字列で一回上書き)

ゼロ上書き (1x)
 データを1回上書き (0×00(ゼロ)を一回上書き)

ランダム (1x)
 データを1回上書き (ランダムデータを一回上書き)

ランダム のち ゼロ (2x)
 データを2回上書き (ランダムデータを一回上書き → 0×00 で一回上書き)

ゼロ のち ランダム (x2)
 データを2回上書き (0×00 を一回上書き → ランダムデータで一回上書き)

WipeDisk -- 通常秘匿 (2x)データを2回上書き (0×00 を一回上書き → 特殊な文字列で一回上書き)

MS cipher (3x)
 データを3回上書き (Windows標準搭載のデータ完全削除ツール「Cipher.exe」による上書き)20GBで1時間程度の時間がかかる。

USN-MFM (3x)
 データを3回上書き (米国海軍方式 NAVSO P-5239-26-MFM)
 ソフトウェアを使った復元はもちろん、残留磁気を読み取る装置での復元もまず不可能なレベルまで確実にデータの抹消を行うことがきでる。

USN-RLL (3x)
 データを3回上書き (米国海軍方式 NAVSO P-5239-26-RLL)

DoD / USAF (3x)
 データを3回上書き (米国国防総省準拠方式 ・データ消去の確実性と処理速度の兼ね合わせによる実用性の高さから、企業内で社外秘のデータを抹消する際の削除方式として、現在世界的に最も広く使用されている方式+ 米国空軍方式)

ビット切替 (4x)
データを4回上書き (0×00 と 0xff を2回ずつ上書き)

WipeDisk -- 高秘匿 (4x)データを4回上書き (0×00 / 0×80 / 0xff を一回上書き → 特殊な文字列で一回上書き)

NATO Standard (7x)
 データを7回上書き (北大西洋条約機構(NATO)標準方式)
 国家レベルの組織が高価な検査機器と多数の人員を投入し、データ上書き前の残存磁気を解析するなどしても、まず元のデータを復元することは不可能なレベルまで確実にデータを抹消できる、強力な抹消方式。

Peter Gutmann (35x)
データを35回上書き

 

 いやさすがに、普通のパソコンユーザーは、1回か2回の上書きで十分だと思う。

 でも、マニアックな人は、中古パソコンにどのくらいのデータが残っているかとか調べてるって人もいるかもね。

 ちなみに家の母は、弟からもらった初期化もしていないパソコンをそのまま弟に無断で親戚にあげてしまった。

 しこたま怒られていた。

 さすがに母に譲るときにファイルは破棄したらしいけど。

 初期化もしていないパソコンをそのまま機械音痴の母にあげた弟が一番悪いが。

 もらった親戚もパソコン音痴なのである意味安全かもしれないけど。

 その親戚がもらったパソコンを破棄するときどうするかそこが問題だ。

 弟よパソコンを人に譲るときは、せめて初期化してから譲れよ。

 いや、1回ぐらいデータの上書きしてから譲ったほうが良いぞ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました