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画像の形式どれが一番?目的によって使い分けよう

画像の保存形式 PC・スマホ・インターネットトラブルの解消方法
画像の保存形式
PC・スマホ・インターネットトラブルの解消方法
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 画像の保存をしようと思って、どんな形式で保存したらいいのか迷う。

 だって、たくさんの拡張子があるんだもん。

 え、それぞれの画像や目的によって一番いい拡張子をつければいいんだって?

 どんな時に、どの形式で保存すればいいんだよ?

 まとめてみよう。

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  1. 「非可逆圧縮」と「可逆圧縮」
    1. 「非可逆圧縮」の画像保存形式
    2. 「可逆圧縮」の画像保存形式
  2. JPEG
    1. JPEG:拡張子「.jpg(.jpeg)」のメリット
    2. JPEG:拡張子「.jpg(.jpeg)」のデメリット
    3. JPEG:拡張子「.jpg(.jpeg)」が向いている画像
    4. JPEG:拡張子「.jpg(.jpeg)」が向かない画像
  3. GIF
    1. GIF(ジフ)「.gif」のメリット
    2. GIF(ジフ)「.gif」のデメリット
    3. GIF(ジフ)「.gif」での保存が向いている画像
    4. GIF(ジフ)「.gif」での保存が向いていない画像
  4. PNG
    1. PNG(ピング)「.png」のメリット
    2. PNG(ピング)「.png」のデメリット
    3. PNG(ピング)「.png」での保存が向いている画像
    4. PNG(ピング)「.png」が向いていない画像
  5. TIFF
    1. TIFF(ティフ)「.tif(.tiff)」のメリット
    2. TIFF(ティフ)「.tif(.tiff)」のデメリット
    3. TIFF(ティフ)「.tif(.tiff)」での保存が向いている画像
    4. TIFF(ティフ)「.tif(.tiff)」が向いていない画像
  6. BMP
    1. BMP(ビットマップ/ビーエムピー)「.bmp」のメリット
    2. BMP(ビットマップ/ビーエムピー)「.bmp」のデメリット
    3. BMP(ビットマップ/ビーエムピー)「.bmp」での保存が向いている画像
    4. BMP(ビットマップ/ビーエムピー)「.bmp」が向いていない画像
  7. WebP(ウエッピー)
    1. WebP(ウエッピー)「 .webp」のメリット
    2. WebP(ウエッピー)「 .webp」のデメリット
  8. 画像の保存形式まとめ

「非可逆圧縮」と「可逆圧縮」

 画像の保存形式には、「非可逆圧縮」と「可逆圧縮」というのがあるんだって。

「非可逆圧縮」の画像保存形式

人が感知できない情報などをカットした状態で、情報量を圧縮して保存している。

画像の保存の場合、目に見えないほど細かい「色の違い」を省略することで容量を小さくしている。

保存のたびに画質を落としながら圧縮する。

一度低解像度に圧縮してしまうと、もとに戻すことはできない。

JPEG(ジェイペグ)拡張子「.jpg(.jpeg)」

「可逆圧縮」の画像保存形式

圧縮前のデータと、圧縮・展開の処理を経たデータが完全に等しくなるデータ圧縮方法のこと。

ロスレス圧縮。 

医療用画像、図面、クリップアート、漫画など、圧縮によるデータの情報量の減少を避けたいものに対してよく使われる。

JPEG

 JPEGは拡張子「.jpg(.jpeg)」で保存される画像形式。

JPEG:拡張子「.jpg(.jpeg)」のメリット

大きな画像を小さなファイルサイズにできる。

フルカラー1670万色まで扱うことができる。

JPEG:拡張子「.jpg(.jpeg)」のデメリット

色の透過はできない。

保存するたびに画質が劣化する。

JPEG:拡張子「.jpg(.jpeg)」が向いている画像

色数の多い写真(特にWebで使う写真)。

グラデーションのように色が細かく変化する画像。

F
F

保存のたびに画像が劣化するから、元の画像は残しておくのがいいんだって。

JPEG:拡張子「.jpg(.jpeg)」が向かない画像

文字やシャープなラインを含む画像には向かない。

色数の少ないロゴなどを保存すると、他のファイル形式よりもファイルサイズが大きくなる場合がある。

GIF

GIF(ジフ)の拡張子は「.gif」。

最大256色で表現される。

「可逆圧縮」の画像形式。

GIF(ジフ)「.gif」のメリット

色の透過が可能。

一度低画質で保存しても元の画質に戻すことができる。

アニメーション画像を作成できる

GIF(ジフ)「.gif」のデメリット

最大256色までしか扱えない。

GIF(ジフ)「.gif」での保存が向いている画像

色味の少ない、ロゴやアイコン、ボタン、簡単なイラストなど。

色の透過をしたい画像。

アニメーション。

森の賢者
森の賢者

簡単なアニメーションならGIF(ジフ)「.gif」での保存が向ている。

GIF(ジフ)「.gif」での保存が向いていない画像

写真など、たくさんの色味を含んでいるもの。

グラデーション。

PNG

PNG(ピング)の拡張子は「.png」。

「可逆圧縮」の画像形式。

PNG(ピング)「.png」のメリット

フルカラー1670万色を扱うことができる。

透過ができる。

低画質で保存しても元の画質に戻すことができる。

PNG(ピング)「.png」のデメリット

JPEGやGIFに比べて若干データ容量が重くなる傾向がある。

PNG(ピング)「.png」での保存が向いている画像

複雑なグラデーション。

透過したい画像。

写真など色味の多い画像。

PNG(ピング)「.png」が向いていない画像

Webで使う写真。

TIFF

TIFF(ティフ)の拡張子は「.tif(.tiff)」。

圧縮によって全体のデータ量を抑える処理を行わない。

TIFF(ティフ)「.tif(.tiff)」のメリット

保存時にデータが損なわれない。

TIFF(ティフ)「.tif(.tiff)」のデメリット

データ容量が非常に重い。

TIFF(ティフ)「.tif(.tiff)」での保存が向いている画像

サイズの大きな画像や高解像度の画像。

沢山の文字が入っている画像。

TIFF(ティフ)「.tif(.tiff)」が向いていない画像

ウェブ上で利用する画像。

BMP

BMP(ビットマップ/ビーエムピー)の拡張子は「.bmp」。

無圧縮のままファイルを保存する。

色数を削減して、圧縮した上で保存することが可能。

BMP(ビットマップ/ビーエムピー)「.bmp」のメリット

保存時にデータが損なわれない。

BMP(ビットマップ/ビーエムピー)「.bmp」のデメリット

データ容量が非常に重い。

BMP(ビットマップ/ビーエムピー)「.bmp」での保存が向いている画像

サイズの大きな画像や高解像度の画像。

沢山の文字が入っている画像。

BMP(ビットマップ/ビーエムピー)「.bmp」が向いていない画像

Web上で利用する画像。

WebP(ウエッピー)

 WebP(ウエッピー)のファイルの拡張子は「 .webp」。

 割と新しい画像ファイルの保存形式。

WebP(ウエッピー)「 .webp」のメリット

「非可逆圧縮」と「可逆圧縮」が選択できる。

JPEGと比較してファイルサイズが25-34%小さくなる。

PNGと比較してファイルサイズが28%小さくなる。

透過アニメーションでも画質を犠牲にしてサイズを削減できる

WebP(ウエッピー)「 .webp」のデメリット

WebPを扱えるグラフィックソフトが少ない。

画像の保存形式まとめ

写真はJPEG「.jpg(.jpeg)」、ロゴやイラスト・アニメーションはGIF「.gif」、透過画像はPNG「.png」。

F
F

今のところは

写真はJPEG

ロゴやイラスト・アニメーションはGIF

透過画像ならPNG

と覚えておけば、十分かな。

 

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