OpenOfficeCalcとLibreOfficeCalcは無料の表計算ソフト。
MicrosoftExcelとの互換性もある。
操作方法も似ているのだが、微妙に違うところも。
今回は、OpenOfficeCalcとLibreOfficeCalcのセルの結合の仕方について。
OpenOfficeCalc4の場合はExcelと同様の操作でセルの結合ができる
OpenOfficeCalcはバージョンが上がるごとに操作がExcelに近くなっては来ているようだ。
セルの結合に関しては、OpenOfficeCalc4からは、Excel同様〔書式〕→〔セルの結合〕で操作できる。

[OpenOfficeCalc4からは、Excel同様〔書式〕→〔セルの結合〕-OpenOfficeCalc]
セルの結合ボタンも健在なので、以下の方法でもセルの結合ができる。
旧バージョンOpenOfficeCalcのセルの結合
1、結合したいセルをドラッグして、指定。
2、ツールバーのセルの結合ボタンをクリック。
上の図の赤い枠で囲った部分がセルの結合ボタン。
わかってみれば、なんてことはないんだけど。
エクセルの場合、『書式』からセルの結合をするので、ついオープンオフィスでも、同じ操作をやってしまう。
LibreOfficeCalcのセルの結合
LibreOfficeCalcの場合もセルの結合はボタンをクリックする場合と〔書式〕から〔セルの結合〕を選択する場合がある。
ただし、〔セルの結合ボタン〕でセルを結合すると「セルを結合し中央寄せ」になる。

[〔セルの結合ボタン〕でセルを結合すると「セルを結合し中央寄せ」になる-LibreOfficeCalc]
〔書式〕→〔セルの結合〕では「セルの結合と中央寄せ」「セルの結合」が選択できる。

[〔書式〕→〔セルの結合〕では「セルの結合と中央寄せ」「セルの結合」が選択できる-LibreOfficeCalc]
一方、OpenOfficeCalcの場合、セルの結合ボタンで結合しても、書式⇒〔セルの結合〕でセルを結合しても、書式としてはセルが結合されるだけ。
中央寄せは、セルの結合後、追加で操作する。
OpenOffice.orgから派生した2つの無料Officeソフト
OpenOffice.orgの開発が終了し、二つのプロジェクトに分かれた。
ひとつは、LibreOffice。
もうひとつは、Apache OpenOffice。
LibreOfficeもApache OpenOfficeもMicrosoftOfficeと互換性のある無料のオフィスソフトで個人で使う分には十分な機能を備えている。
どちらのソフトも、Windows・Linux両方のOSに対応している。
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