ドコモのAndroidスマートフォンには『電話帳』とメーカーアプリの『連絡先』という二つのアプリがあって、なんだかわかりにくい。
ガラパゴス携帯からアドレスのデーターを赤外線でAndroidにコピーしたのだが、その結果なぜか『電話番号』の項目がVOICEになってしまっている。
まずこれが、他のアプリケーションとうまく連携が取れない理由のひとつのようだ。
新規に登録すると初期状態では『携帯電話』が選択されているので、どうもガラパゴス携帯との赤外線通信のときに、電話番号の分類が、Androidスマートフォンと合致せず、VOICEになってしまっている様子。
この現象を直す方法もいくつかある。
が、いずれも、一件ずつ手作業で、VOICEの項目を携帯電話とか自宅の電話とかに直していかないといけない。
めんどくさ!
何とかならないんだろうか?
試してみよう。
SD-PIMにガラパゴス携帯の連絡先のデーターが入っているので、それをパソコンへコピーする。
テキストエディタでSD-PIMを見てみると、『TEL;VOICE:電話番号』になっている。
Androidに保存してあるアドレスのデーターも見てみると、同じように、『TEL;VOICE:電話番号』となっている。
原因はどうもこれか?
というわけで、テキストエディタで、『TEL;VOICE:電話番号』の部分を編集してみる。
で、いろいろ試してみた結果。
『TEL;VOICE:電話番号』⇒『TEL;HOME:電話番号』にするとどうもうまくいくようだ。
ただし、全部の『TEL;VOICE:電話番号』が『自宅の電話番号』として認識されてしまう。
まあ、でも後は、手作業でも何とかなる。
自宅電話番号以外の電話番号は、Android末端か、Googleのアドレス帳かYahoo!スマホマネージャーで編集していく。
ちなみに、thunderbirdのアドレス帳との相性は、Gメールのアドレス帳より、Yahooアドレス帳のほうがはるかに同期が楽。
Yahoo!のアドレス帳は、thunderbirdのアドレス帳の保存形式に対応している。
Yahoo!スマホマネージャーで、AndroidのSDカードに保存したアドレス情報をパソコンのテキストエディタで編集して、再度Android末端に読み込んで、それをまた、Yahoo!スマホマネージャーでcsvファイルに出力して、Yahoo!アドレス帳にインポート、Yahoo!アドレス帳から.LDIF形式で出力し、thunderbirdで読み込む。
完全なオフラインでの管理と行かないところが残念なところ。
Yahoo!スマホマネージャーから.LDIF形式へのエキスポートができれば申し分ないのだが。
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