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Sheet間をまたいで計算する串刺し集計の方法

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 複数sheetの集計、例えば、Sheet1、sheet2、それぞれに入力されたデータの合計をSheet3に表示する。

 これを串刺し集計(3-D集計)という。

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串刺し集計をしてみよう

 では、串刺し集計をしてみよう。

OpenOfficeCalcでセルを串刺し集計する

 例として、「合計」のSheetに、「Sheet1」「Sheet2」のB1のセルのデータを表示する。

1.「合計」タブのB1のセルをクリック。

2.「合計」タブの〔オートSUM〕ボタン(Σ)をクリック。

3.「Sheet1」のタブをクリック。

4.Sheet1のB1セルをクリック。

5.「Sheet2」をクリック。

6.〔ctrl〕を押しながら、Sheet2のB1セルをクリック。

5.「enter」キーを押す。

 この方法だと、「Sheet1とSheet3のデータをSheet5に表示する」などのように、sheetが連続していない場合でも串刺し集計できる。

 また、セルが同じでなくてもOK。

 「Sheet1のB1とSheet3のA5の合計をSheet6のC3に表示する」というような集計もできる。

LibreOfficeCalcでセルを串刺し集計する

 LibreOfficeCalcでも、OpenOfficeCalcと同じやり方で、セルの串刺し集計ができる。

統合で串刺し集計

 〔データ〕→〔統合〕で範囲を指定した合計を出すこともできる。

 ほかにも、1つのセルに、複数のSheetの複数のセルデータの合計などを表示させることもできる。

 例として「同一範囲内のデータを串刺し集計し、合計のSheetに結果を表示」してみる

LibreOfficeCalcの〔統合〕を使って同一範囲内のデータを串刺し集計

 Sheet1とSheet2のB3からB5、C3からC5の範囲のデータを集計し、結果は「合計」のSheetのB3からB5、C3からC5へ表示する。

1.合計を表示するSheet(この場合は「合計」)のB3からB5、C3からC5セルをドラッグで範囲指定。

2.〔データ〕→〔統合〕をクリック。

データ⇒〔統合〕-LibreOfficeCalc

[データ⇒〔統合〕-LibreOfficeCalc]

3.Sheet1のB3からB5、C3からC5セルをドラッグで範囲指定。

4.〔追加〕をクリック。

Sheet1⇒ドラッグ範囲指定⇒〔追加〕をクリック-〔統合〕-LibreOfficeCalc

[Sheet1⇒ドラッグ範囲指定⇒〔追加〕をクリック-〔統合〕-LibreOfficeCalc]

5.Sheet2のB3からB5、C3からC5セルをドラッグで範囲指定。

6.〔追加〕をクリック。

7.〔OK〕を押す。

Sheet2⇒ドラッグ範囲指定⇒〔追加〕をクリック-〔統合〕-LibreOfficeCalc

[Sheet2⇒ドラッグ範囲指定⇒〔追加〕をクリック-〔統合〕-LibreOfficeCalc]

 元データを修正したときに、自動的に合計を修正したい場合、〔OK〕を押す前に「オプション」をクリックし、「統合元データとリンクする」にチェックを入れる。
オプション「統合元データとリンクする」-〔統合〕-LibreOfficeCalc

[オプション「統合元データとリンクする」-〔統合〕-LibreOfficeCalc]

OpenOfficeCalcで〔統合〕を使って同一範囲内のデータを串刺し集計

 OpenOfficeCalcの〔統合〕も同じように行う。

 元データを修正したときに、自動的に合計を修正したい場合、〔OK〕を押す前に「詳細」をクリックし、「ソースデータにリンク」にチェックを入れる。
「詳細」をクリック⇒「ソースデータにリンク」にチェックを入れる-OpenOfficeCalc

[「詳細」をクリック⇒「ソースデータにリンク」にチェックを入れる-OpenOfficeCalc]

 Excelの〔統合〕の使い方も、ほぼ同じ。

 Excelで〔統合〕を使い、元データと集計結果をリンクさせたい場合は「統合元データとリンクする」にチェックを入れる。

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