WordPress等のカスタマイズでPHPファイルをいじる時に「Windows付属のメモ帳以外のテキストエディタを利用する」って昔から言われているけど、なぜ、メモ帳ではダメなんだろう?
最近のメモ帳(notepad)は高機能なのに。
エンコードの問題はクリアしたけど
以前のメモ帳は、デフォルトでは内容を「ANSI(WindowsシフトJIS)」で保存していた。
一方、PHPファイルなどの場合は「UTF-8」。
でも今のメモ帳はLinux標準の「UTF-8」でファイルを保存する。
Windows付属のメモ帳で保存できるエンコード
Windows付属のメモ帳で保存できるエンコードは
UTF-16 LE
UTF-16 BE
UTF-8
UTF-8(BOM付き)
PHPファイルなどの場合は「UTF-8」。
Windows11のメモ帳は通常特にエンコードを指定しなければLinux標準の「UTF-8」でファイルを保存する。
Windows11のメモ帳でファイルを開くとエンコードはどうなる?
Windows11のメモ帳でファイルを開くときは、自動的に適したエンコードが適応される(ただし、たまにミスる時もあるようだが)。
昔のメモ帳ならともかく、Windows11のメモ帳については「Windows付属のメモ帳以外のテキストエディタを利用する」といわれる由来はエンコードの問題でもないのかも。
〔txt〕以外の拡張子に対応していない?
通常はメモ帳で作ったファイルを保存すると、〔txt〕の拡張子が付く。
他の拡張子のファイルを開いて、保存する場合は「〇〇.元の拡張子」という名前になる。
新しいファイルに名前を付けて保存する場合、「ファイル名.txt」を「ファイル名.php」等のように書き換えればその拡張子のファイルとして認識される。
保存時に書き換え忘れたら、保存したファイルの拡張子を〔名前の変更〕で変えればよい。
と、これまた特に問題なさそう。
改行コードは?
Windows11のメモ帳でファイルを開くと改行コードも自動判別される。
ここは問題なし。
が、新規のファイルに元のデータを貼り付けてみると、改行コードが変わってしまう。
ちなみに、改行コードは保存時に指定できない。
うっかり新しいファイルにデータを貼り付けると改行コードが適合しないためにPHPの編集などに利用できないってことね…。
根本的に元データと違ってしまっているということだもん。
まとめ
「Windows11のメモ帳はWordPressのファイル編集にも使うことができる。ただし、注意もある。」
という事のようだ。
という事。
ファイルのアップロード時に改行コードを変更できるような環境なら利用できるかも。
ちなみに、プログラムなどを扱うことができるテキストエディタでは、保存時に改行コードや拡張子の指定ができる。
行ナンバーを表示したりもできるので、使い勝手が良いのは確か。
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