記事内に広告が含まれています。

Windows標準コマンド・プロンプトCipherコマンドでデータを読み取れなくする

Windows標準の機能コマンド・プロンプトでipherコマンド-データ上書き PC・スマホ・インターネットトラブルの解消方法
[Windows標準の機能コマンド・プロンプトでipherコマンド-データ上書き]
PC・スマホ・インターネットトラブルの解消方法
この記事は約3分で読めます。

 パソコンを処分したい。

 処分の前に、データを人様に読み取れないよう処理しておこう。

 得体のしれないソフトなどをダウンロードしたり、お金を使いたくない人は、Windows標準の機能を使って、データを読み取れなくしてしまうのがおすすめ。

 

広告

ゴミ箱に入れてもデータはなくならない

 いらないデータをゴミ箱などに入れても、データはなくならない。

 Windowsパソコンのゴミ箱は、不要ファイルの一時置き場。

 では、ゴミ箱の中身を削除した場合、どうなるか?

 次のデータが書き込まれるまでの予備スペースとなる。

 一見、データがなくなったように見えるが、新しいデータが書き込まれるまでは、中身が残っているので、専用のソフトなどで簡単に復元できる。

出荷状態にしてもデータはなくならない

 出荷時の状態にPCを戻しても、専用のソフトを使うと、データは復元できるそうだ。

パソコンデータを完全に削除(読み取れなく)するには?

 ゴミ箱に入れてもダメ、出荷時の状態に戻してもダメ。

 じゃあ、パソコンのデータはどうすればいい?

・ハードディスクを物理的に破壊する

・専用のソフト等を使ってデータを完全削除する又はデータを上書きする。

・Windows標準の機能で、データを上書きする

 の3つ。

 ハードディスクを物理的に破壊するには、ディスクに物理的な力を加えて壊す方法と、磁気などでデータを壊す方法があるが、素人がやるのはなかなか大変。

 Windows標準の機能コマンド・プロンプトでCipherコマンドというのを使ってもデータを読み取れなくすることができる。

 Cipherコマンドは、ハードデスクの空き領域に数字を上書きして、データを読み取れなくする。

 3回上書きするので、処理が終わるまでものすごく時間がかかる。

 NTFSでフォーマットされていることが条件。

 専用のソフトを使って完全にデータを削除する方法は、ファイルやフォルダの場合、フリーのものが色々あるのだが、作業途中でメモリクラッシュを起こしてしまい、なかなかうまくいかないことも。

ゴミ箱にデータを捨てよう

 CipherコマンドもDisk FreeSpace Cleanerも、Diskの空領域にデータを書き込むことで、削除ファイルを復元できないようにする。

 OSなどは削除されない。

 OSの入っていないハードデスクなら、NTFSでフォーマットをしてしまえば、ハードディスク全体を読み取り不能にすることもできる。

 OSが入っている場合、まず、データをゴミ箱に入れて、そのごみ箱を空にしてから。

1.デスクトップ・ライブラリ(ドキュメント・ピクチャ・ミュージック)・ダウンロードなどの中身を〔Ctrl〕を押しながらクリックして指定。

2.右クリック⇒「削除」

3.ゴミ箱を右クリックして「ゴミ箱を空にする」を押す。

Windows標準のコマンド・プロンプトでCipherコマンドを使いデータを読み取れなくする

 Windows標準のコマンド・プロンプトのCipherコマンドは指定したドライブの空き領域に数字を書き込んで、データを読み取れなくする。

 書き込み回数は3回なのでとても時間がかかる。

1.スタートメニューの検索で「cmd.exe」と入力。

2.「cipher /w:ドライブ名:」を入力。

 Dドライブなら「cipher /w:d:」と入力し、enterを押す。

Windows標準の機能コマンド・プロンプトでipherコマンド-データ上書き

[Windows標準の機能コマンド・プロンプトでipherコマンド-データ上書き]

 上書きが、はじまり、終わる上の画面のようになる。

3.enterを押す。

コメント

タイトルとURLをコピーしました