Android末端用の家計簿アプリをいくつかインストールしてみた。
家計簿はすぐつけるのが継続の秘訣。
普段持ち歩くスマートフォンに家計簿アプリ。
実用性高い組み合わせだと思うんだ。
インストールしたのは、『かけ~ぼ (家計簿)』『複式家計簿』『円簿』『MoneyNote』の4つの家計簿アプリだ。
家計簿アプリ選択の基準
数あるAndroid家計簿アプリの中でこの4つを選んだのは『無料』『CSVのインポート・エクスポートができる』の二つの条件を満たすため。
CSVのインポート・エクスポートができれば、パソコンでの利用もできる。
で、使い勝手だが、それぞれ微妙だ。
というわけで、それぞれのインストール条件と使い勝手をちょっとご報告。
Android家計簿アプリ・かけ~ぼ (家計簿)
OSなどの利用条件
・AndroidOS 要件:1.6 以上
・サイズ:670k
・インストール数:1,000,000~5,000,000
・最終アップデート:2014年1月17日
家計簿アプリとしての使い勝手
入力画面はわかりやすい。
費目も事前設定されていて、登録されている費目を選ぶだけでOK。
支払い方法の選択はしにくい。
複数帳簿を作ることができるので、現金の帳簿とカードの帳簿と別々のものを作ったほうが良いかもしれない。
複数帳簿の表示は切り替え式。
Android家計簿アプリ・複式家計簿
OSなどの利用条件
・AndroidOS 要件:2.2 以上
・サイズ:917k
・インストール数:1,000~5,000
・最終アップデート:2014年3月3日
家計簿アプリとしての使い勝手
入力画面はわかりやすい。
費目も事前設定されていて、登録されている費目を選ぶだけでOK。
支払い方法の選択がしやすい。
費目や金額の入力と同じ、ひとつの画面で現金・預金・クレジットカード・ポイントなどの支払い方法を選択指定できる。
支払い方法を追加することもできる。
さすが、複式帳簿という名前がついているだけある。
複式帳簿と名前がついているが、複式帳簿がわからない人でも普通に家計簿管理アプリとしても使える。
Android家計簿アプリ・円簿
OSなどの利用条件
・AndroidOS 要件:Android 2.1 以上
・サイズ:486k
・インストール数:50,000~100,000
・最終アップデート:2013年7月19日
家計簿アプリとしての使い勝手
入力画面はわかりやすい。
初めて使う費目は自分で入力する。
支払い方法の選択はしにくい。
複数帳簿を作ることができるので、現金の帳簿とカードの帳簿と別々のものを作ったほうが良いかもしれない。
複数帳簿の表示は切り替え式。
Android家計簿アプリ・MoneyNote
OSなどの利用条件
・AndroidOS 要件:1.6 以上
・サイズ:1.1M
・インストール数:100,000~500,000
・最終アップデート:2012年11月12日
家計簿アプリとしての使い勝手
入力画面は慣れがいる。
費目は事前設定されていて、登録されている費目を選ぶだけでOK。
支払い方法の選択がしやすい。
費目や金額の入力と同じ、ひとつの画面で現金・預金・クレジットカード・ポイントなどの支払い方法を選択指定できる。
ただ、切り替え方法がわかりにくい。
複数のカードの登録もできるようだが、ちょっと見登録方法がわかりにくいのが難点だ。
4つの家計簿アプリの感想
入力画面のわかりやすさは、『かけ~ぼ (家計簿)』 『複式家計簿』がいい感じ。
費目も事前に登録されていて、選ぶだけですむ。
ただ『複式家計簿』はそれぞれ画面の切り替えごとに説明画面が出てくるのが良いような悪いような(ただし、出なくすることはできる)。
『複式家計簿』の場合、費目だけでなく、支払い方法も同一画面で選ぶことができるので、これは便利な点だ。
『円簿』は、初めて使う費目は自分で入力するのが面倒な点。
『MoneyNote』にもいいところがあるのも発見。
『MoneyNote』はカードを利用しない場合とカードを使用した場合の区別がひとつの帳簿の中できちんと明示される。
MoneyNoteと複式家計簿以外の他のアプリは一つの帳簿の中でカードと現金の区別が難しい。
現金は現金用の帳簿を作る形だ。
メモ欄はどの家計簿アプリも同じような使い勝手。
総合すると、意外なことに複式家計簿が一番使いやすいような気がする。
複式とついているから取り付きにくいのだろうが・・・。
普通に家計簿として使うときにも、支払い方法が一目瞭然なのは価値が高い。
使うには別に仕訳やら貸借対照表やらの複式帳簿の知識など必要がないので、あまり意識せず、普通の人が普通の家計簿アプリとして使っても便利だ。
いずれの家計簿アプリもCSV形式のインポート・エクスポートに対応しているので、パソコンの表計算ソフトとの連携ができるはず。
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