通常の変換で出てこない単語があったら、単語登録しておくと読みを入力した時に変換候補に登録した単語を表示してくれる。
自分のよく使う単語で、パソコンの変換で出てこない単語があったら、その都度、登録しておくと後々入力が楽になる。
単語の登録の仕方を覚えよう。
ちなみに、今回の対象OSはWindows11。
単語を追加登録する-Windows11
単語の登録は、ユーザー辞書にユーザー辞書ツールで行う。
1.タスクバーの通知領域のIMEアイコン「あ」または「A」を右クリック。
2.〔単語の追加〕をクリック。
3.単語を登録する。
3-1)単語を入力。
3-2)単語の「よみ」をひらがなで入力。
3-3)単語の説明を入力。
3-4)〔登録〕ボタンを押す。
4.単語登録が終わったら〔閉じる〕をクリック。
漢字(新旧)・アルファベット・数字どれでも登録できる。
ここで登録した単語はユーザー辞書ツールで確認ができる。
登録した単語を出力して、他のパソコンに移植することもできる。
ユーザー辞書ツールで登録した単語をほかのパソコンでも利用できるようにする
ユーザー辞書ツールを使うと登録した単語をほかのパソコンでも利用できる。
登録単語の出力
1.〔ユーザー辞書ツール〕を押す。
2.登録した単語の一覧が出てくる。
3.〔ツール〕→〔一覧の出力〕をクリック。
4.保存場所を選択。
5.ファイル名を入力し、保存する。
他のパソコンで登録した一覧を利用する
一覧の出力で保存した登録単語は、USB等の記憶媒体に保存して、他のPCに辞書として登録することができる。
1.単語を登録したファイルの入ったUSB等の記憶媒体をPCに接続する。
2.保存〔ツール〕→〔テキストファイルからの登録〕をクリック。
2.USB等に入った単語登録のテキストファイルを選んで開く。
3.終了をクリックする。
登録した単語の呼び出し方
登録した単語の呼び出し方は至極簡単。
登録した「よみ」を入力すると、登録した単語が入力候補として出てくる。
例)上の図のように登録した場合、「かるく」と入力すると、入力の候補として「Calc」が出てくる。
「ユーザー辞書」と「システム辞書」
単語登録の画面を見ていると、「システム辞書の作成」という項目が出てくる。
「システム辞書」とは一体なんぞや?
手動で登録した単語や、変換したときに自動で保存される学習単語が含まれる。
多くの単語が事前に登録されている辞書で、内容を変更することができない。
システム辞書は作ることはできるが、一度作ったら内容は変えられない。
ということのようだ。
デフォルトでは「郵便番号辞書」「人名辞書」「地名辞書」等が登録されていることが多い。
我が家のパソコンでは、「郵便番号辞書」と「単漢字辞書」が入っている様子。
システム辞書に何が入っているのかを見るには
1.IMEを開く(「あ」又は「A」を右クリック)。
2.〔設定〕を押す。
3.〔学習と辞書〕をクリック。
4.開いた画面の「システム辞書」のところにある。
今回説明したのは、いわゆる「ユーザー辞書」の作成。
システム辞書の作成はなかなか面倒そうなので割愛。
どこかからダウンロードできないものか?
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