Androidの限らず、スマートフォンアプリの不満なところといえばオフィスソフト(マイクロソフトオフィスなどの該当するもの)がいまいちなところ。
有料アプリでは、表計算ソフトや文書作成ソフトもあるのだが、無料のものは機能が限定されていたり、試用期間が定められていたり、使い勝手がいまいちだった。
その、スマートフォン用オフィスソフト(アプリ)の流れが変わってきたようだ。
米Appleがオフィスアプリ「iWork」のiOS版を新端末購入者向けに無料化した。
GoogleもAndroid用の同種のオフィスアプリQuickofficeを無料化する。
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GoogleのAndroidOS用オフィスアプリQuickofficeが無料化
Quickofficeは、Microsoft(MS)OfficeのWord、Excel、PowerPointと一定の互換性を備え、ワープロ文書や表計算シート、プレゼンテーション資料を作成、編集できる。
Googleが2012年に買収し、オンラインストレージ「Googleドライブ」との統合を進めてきた。
2013年9月時点ではQuickofficeで作成した文書をGoogleドライブに保存したり、Googleドライブに保存した文書をQuickofficeで編集したりできるようになった。
従来、Googleでは、ビジネス支援サービス「Google Apps for Business」の利用者に限定してQuickofficeの無料版を提供し、それ以外の利用者には有料版を用意していた。
が、これを無料版に一本化した。
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Quickofficeインストールで特典もあり
2013年9月26日までにQuickofficeの新無料版でGoogleアカウントにログインした場合、オンラインストレージ「Googleドライブ」の追加容量10GBを2年間無料で使える。
2013年6月17日以降に従来の有料版「Quickoffice Pro」「Quickoffice Pro HD」アプリいずれかを購入していた場合は、Googleドライブの容量50GBを無料で受け取れる。
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マイクロソフトは?
マイクロソフトは今のところ、機能に制限があるMS Officeのモバイル版をビジネス支援サービス「Office 365」利用者に提供している。
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マイクロソフトオフィスと互換性のあるモバイルアプリが無料化されると、ビジネスだけでなく一般の人もますます便利になると思う。
オンラインストレージに興味はないが、Quickofficeには大いに興味があるのであった。
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