マイナンバーカードの電子証明書の有効期限は発行から5年。
この期限が切れると、確定申告などに利用できなくなる。
マイナンバーカードに記載されているはずの電子証明書の有効期限がわからない場合はマイナポータルまたはJPKI利用者ソフトで見ることができる。
マイナンバーカードに記載されている電子証明書の有効期限
マイナンバーカードには電子証明書の有効期限が記載される場所があるのだが、場合によってはそこが空欄になっている。
マイナンバーカードに記載されていない場合はマイナポータルまたはJPKI利用者ソフトで確認できる。
マイナポータルで電子証明書の有効期限を確認する
マイナポータルに登録してあるようなら、電子証明書の有効期間もマイナポータルで確認できる。
マイナポータルの登録については↓参考にしてね。
1.マイナポータルにログイン。
2.マイナポータル〔ホーム〕の〔マイナンバーカード〕を押す。
4.「利用者証明用電子証明書」と「署名用電子証明書」の有効期限が表示される。
〇利用者証明用電子証明書(暗証番号が数字4桁のもの)・・・インターネットのウェブサイト等にログインする際に利用する。(例 マイナポータルへのログイン、コンビニでの住民票の写し等の交付)。「ログインした者が、利用者本人であること」を証明することができる。
〇署名用電子証明書(暗証番号が英数字6~16文字のもの)・・・インターネット等で電子文書を作成・送信する際に利用します(例 e-Tax等の電子申請)。「作成・送信した電子文書が、利用者が作成した真正なものであり、利用者が送信したものであること」を証明することができる。ということだが、現在未提供。
ということで、現実的には「利用者証明用電子証明書(暗証番号が数字4桁のもの)」が【電子証明書】ということになる。
JPKI利用者ソフトで電子証明書の有効期限を確認する
JPKI利用者ソフトで電子証明書の有効期限を確認することができる。
JPKI利用者ソフトがパソコンに入っていない場合は、ソフトのインストールから始める。
JPKI利用者ソフトのダウンロードとインストール
1.公的個人認証サービスポータルサイトにアクセス。
2.〔利用者クライアントソフトのダウンロード〕のタブを押す。
3.デバイスに対応した「ダウンロードとインストール」を押す。
今回の場合WindowsPCにインストールしたいので、〔ダウンロードとインストール(Windowsをご利用の方)〕を押す。
4.画面をスクロールして〔利用者クライアントソフト(Windows版)Ver 3.5 ダウンロード〕を押す。
5.ブラウザの上の方に「ダウンロード」のウィンドウが出てくるので〔保存〕を押す。
6.〔開く〕を押す。
7.インストーラーが起動するので画面に沿って〔次へ〕を押す。
8.最後に〔完了〕を押す。
電子証明書の有効期限を確認
1.ICカードリーダライタをパソコンに接続。
2.電子証明書が記録されたマイナンバーカードをICカードリーダライタに挿入。
3.利用者クライアントソフトを起動させる。
(3-1)〔スタート〕→〔すべて〕→〔公的個人認証サービス〕→〔JPKI利用者ソフト〕をクリック。
(3-2)「JPKI利用者ソフト」のウィンドウが表示される。
(3-2-1)〔自分の証明書(U)〕をクリック。
(3-2-2)証明書(通常は【利用者証明用電子証明書】)を選択し、[OK]をクリック。
4.キーボードからマイナンバーカードのパスワードを入力し、[OK]をクリック。
5.「証明書表示」のウィンドウが表示される。
電子証明書の有効期限が切れる前には連絡が来る
通常はマイナンバーカードに利用されている電子証明書の有効期限2-3か月前に「有効期限通知書」が郵送で登録した住所宛に届く。
更新手続きは電子証明書の有効期限3か月前からできる。
更新手続きは無料。
ほぼ即日で更新することができる。
ただし、スマホ用電子証明書は市町村窓口ではできない。
この場合は、マイナポータルなどで手続きをするようだ。
【更新手続きの場所】
マイナンバーカードに利用されている電子証明書の更新手続きは、住所地の市町村役場。
【更新手続きの持参品】
更新手続き時に持参するものは
・マイナンバーカード
・有効期限通知書(なくても可)
・マイナンバーカードを作った際の暗証番号
*暗証番号忘れた場合は、本人確認書類で原本かつ有効期限内のもの・・・運転免許証、パスポート、身体障害者手帳、健康保険証、年金手帳などを1点
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