今日の話題は、プリンターのインクの材料の違いについての話。
インクジェットプリンターのインクには顔料と染料というのがあるのだそうで。
顔料インクとは?
顔料は粒子が大きく(数ミクロン以下)コーヒーのように水に溶けきれず、小さな粒子として溶剤の中に分散した形で存在する。
顔料の特徴としては、マットであまり透明性がない・耐水性がある・滲まない・紫外線などへの耐候性がある。
まあ、印刷物が長持ちする。
それが顔料インクの特徴といえるかも。
染料インクとは?
染料は、砂糖のように水に溶けた状態で存在する。
染料は水や油、アルコールなどに溶ける。
透明性がありインクを重ねて印刷することができるため、写真などの高画質のプリントに優れている。
水分には弱いが瑞々しく艶のある発色が特徴。
プリンタヘッドのノズルの詰まりに対して信頼性が高いこと、クリアな発色、安定性に優れ扱いやすいなどの特徴から水溶性染料インクが主流として使われている。
水には弱いので、ご注意。
顔料インクと染料インクを使うプリンターも
文字等をクッキリさせるために黒インクのみ顔料を使うという方法が採用されているプリンターもある。
例えばキヤノンのBCI-3eBK、9BKやhpの黒インクに使用さているのが顔料インク。
顔料ブラックと染料ブラックを併用するキヤノン製プリンタの場合、顔料はドキュメント印刷時に使用され、印刷設定で写真用紙を選択した場合は染料ブラックが使用されている。
プリンターインクが無くなったら
年賀状印刷でプリンターのインクが無くなったって人、一番安全なのは、使ってるカートリッジと同じ型番のものを購入すること。
詰め替え用の場合や互換インクは、顔料・染料インクの種別にも気をつけて購入すること。
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