パソコンの節電、意識している?
例えば、シャットダウンとスタンバイとスリープ・休止、どれが電気をたくさん使うか?
ちょっと、休憩とかの時に、わざわざパソコンの電源を落とすのは節電にならない。
シャットダウン・スタンバイとスリープ・休止をうまく使い分けよう。
自動的に切り替わるよう設定もできる。
シャットダウン・スタンバイ・スリープ・休止とは?
パソコンの電源管理の方法がシャットダウンとスタンバイとスリープ・休止。
それぞれ、どう違うとみてみよう。
シャットダウンとは
パソコンの電源を落とすこと。
作業状態は自動保存されないので、シャットダウン前に必要な作業は保存しておく必要がある。
シャットダウンの方法

[スタート→電源ボタン→シャットダウン-電源管理-Windows10]
シャットダウンするには
1.スタートボタンをクリック。
2.電源ボタンをクリック。
3.〔シャットダウン〕をクリック。
Windows7の場合は
1.スタートボタン をクリック。
2.〔シャットダウン〕をクリック。
Windows 8.1 の場合 は
1.マウスを画面の左下隅に移動して 〔スタート〕ボタンを右クリックするか、キーボードの Windows ロゴ キーを押しながら X キーを押す。
2.〔シャットダウンまたはサインアウト〕をタクリック。
3.〔シャットダウン〕を選択。
シャットダウンから電源を入れるには
シャットダウンから電源を入れるには
パソコンの電源ボタンを押す。
スタンバイ
現在の作業中のデータを物理メモリに一時保存する。
電源は落さない。
復帰はスリープ機能と比べて早いが、消費電力はわずかに消耗する。
スリープ
現在の作業中のデータをHDDに一時保存し、電源を落とす。
消費電力は消耗しないが、復帰に時間がかかる。
データー保持のための消費電力はかかる。
ノートパソコンなどでOSがWindowsの場合、バッテリー充電量が少なくなると 、すべての作業状態が保存されて電源がOFFになるという機能がある。
スリープの方法

[スタート→電源ボタン→スリープ-電源管理-Windows10]
スリープにするには
1.スタートボタンをクリック。
2.電源ボタンをクリック。
3.〔スリープ〕をクリック。
Windows7の場合は
1.スタートボタン をクリック。
2.〔スリープ〕をクリック。
ノートパソコンの場合、 PC のカバーを閉じただけで〔スリープ〕になる設定になっていることもある。
スリープからの復旧
スリープ状態からの復旧方法は、
- PC の電源ボタンを押す。
- キーボードの任意のキーを押す。
- マウスのボタンをクリックする。
- ノート PC のカバーを開く。
など。
パソコンによって違いがあることも。
スリープ時間の自動設定
1.〔スタート〕をクリック。
2.〔設定〕をクリック。

[Windows10設定]
3.〔システム〕をクリック。

[システム-設定-電源管理-Windows10]
4.〔電源とスリープ〕をクリックし、スリープの時間を設定する。

[電源とスリープ-システム-設定-電源管理-Windows10]
休止
ノートパソコンの場合、「休止」というモードがある場合もある。
休止はスリープよりも電力消費が少なく、PC を再開すると、PC から離れたときの状態に戻ることができる。
ただし戻るまでの時間はスリープより長くかかる。
休止モードの追加設定
MicrosoftのHPでは
ノート PC やタブレットでは、長時間使用せず、その間バッテリを充電できないとわかっているときは、休止状態にすることをお勧めします。
との記載がある。
が、〔休止〕を利用するには、事前の準備がいる。
Windows 10 の場合は
1.〔スタート〕→〔設定〕→〔システム〕→〔電源とスリープ〕→〔電源の追加設定〕。

[電源の追加設定-電源とスリープ-システム-設定-電源管理-Windows10]
2.〔電源ボタンの動作の選択〕を選択。

[電源ボタンの動作を選択する-休止-Windows10]
3.「現在利用可能ではない設定を変更します」を選択。

[現在利用可能ではない設定を変更します-休止-Windows10]
4.〔シャットダウン設定〕 で、〔休止状態〕チェック ボックスをオンにする。
5.〔変更の保存〕を選択。

[電源ボタンをクリックで〔休止状態〕の選択ができるようになった-Windows10]
シャットダウン・スリープ・休止・スタンバイどれが一番節電になる?
こうやって見ると、当然シャットダウンの方が節電になると思うのだが・・・。
実は、パソコンが一番電力を食うのは、起動する時。
というわけで、パソコンを使わない時間の長さによっては、シャットダウンをしてしまうと逆に電気を食うことになる。
目安は1時間30分から1時間45分。
1時間30分程度の時間で再度使用する場合は、スリープや休止の方が消費電力が少なく済むのだそうだ。