オートフィルターは表のデータを簡単に絞り込む機能。
ExcelだけでなくLibreOfficeCalc・OpenOfficeCalcでも利用できる。
フィルターを利用すると表に項目が沢山あってもデータを絞り込んだり、並べ替える等が簡単にできる。
オートフィルターで何ができる?

オートフィルターは絞り込みや並べ替えを簡単にできるようにする機能じゃ。

と、言われてもピンと来ないよ。

例えば下の0-1)の図のような表があったとする。

これをオートフィルターで絞り込めば、下の図0-2)のようにデータを絞り込むことができる。

0-1)の図を並べ替えてみることもできる。

オートフィルターを使って、データを顧客NO順で並べ替えたのが下の図じゃ。

こんな感じに、データを絞り込んだり、並べ替えをしたりできるのじゃ。

オートフィルターが便利な機能なのはわかったけど設定が難しんじゃない?

オートフィルターの設定はとても簡単なのじゃよ。
LibreOfficeCalcでオートフィルターを使う

初めにオートフィルターの設定をするのじゃ。
オートフィルターの設定
ボタンによるオートフィルターの設定とタブの〔データ〕からのオートフィルの設定ができる。
ボタンからのオートフィルターの設定
1.表のデータ部分を範囲指定する。
2.〔オートフィルター〕ボタンを押す。
3.項目に▼が表示されオートフィルターが設定された。

TABの〔データ〕からでもオートフィルターの設定はできるんだ。
〔データ〕タブからのオートフィルターの設定
1.表のデータ部分を範囲指定する。
2.〔データ〕タブを押す。
3.〔オートフィルター〕を押す。
オートフィルターでデータを絞り込む

絞り込み方法もいろいろあるよ。
簡単なデータの絞り込み
1.データを絞り込みたい項目の〔▼〕を押す。
2.表示項目のチェックを外す。
3.〔OK〕を押す。
複雑な絞り込みをする場合
1.データを絞り込みたい項目の〔▼〕を押す。
2.〔条件フィルター〕を押す。
3.「空白」「空白でない」「上位10位」「下位10位」で絞り込むか、「標準フィルター」を押す。

ここから先は「標準フィルター」で絞り込む方法を説明するよ。
条件としては「住所が東京の人を絞り込む」。
3-1)〔フィード〕の欄の▼を押す。
3-2)〔値〕は「東京」を選ぶ。
3-3)〔OK〕を押す。

〔条件〕を指定するとさらに複雑な絞り込み条件を付けることもできる。

複数のフィールドで条件を指定してデータを絞り込むこともできるのじゃ。
1段目は一番優先する条件。
2段目からは「OR(または)」「AND(かつ)」を指定して絞り込む。
オートフィルターでデータを並べ替える
1.データを並べ替える項目の〔▼〕を押す。
2.〔昇順でソート〕〔降順でソート〕〔色別に並べ替える〕のどれかを選ぶ。

並び替えた表の例が下の画像だよ。
オートフィルターの解除
1.表のデータを選択。
2.オートフィルターのボタンを押す。

設定と同じように〔データ〕タブ→〔オートフィルター〕を押しても解除できる。
オートフィルターの設定に便利なショートカットキー
1)〔セルをクリック〕+〔Control〕+〔Shift〕+〔→(▶)〕
クリックしたセルから表の右端までの範囲を選択する。
2)〔セルをクリック〕+〔Control〕+〔Shift〕+〔↓(▼)〕
クリックしたセルから表の下までの範囲を選択する。
3)1)と2)を組み合わせると表の指定範囲ができる。
4)開始のセルをクリック→〔Shift〕キーを押しながら指定する範囲の最後のセルをクリック。
開始のセルから最後のセルまでが範囲指定される。
5)指定範囲が広くなりすぎた場合は、〔Shift〕+〔↑(▲)〕で1行範囲指定から解除される。
6)指定範囲が広くなりすぎた場合は、〔Shift〕+〔→(◀)〕で1列範囲指定から解除される。


















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