OpenOfficeCalcで記入されたセルがいくつあるか数えるにはどうするか?
要は空白以外のセルがいくつあるか数える方法ということになるのだが。
エクセルの場合、COUNTIFまたはCOUNTAという関数を使う。
OpenOfficeでもこのCOUNTIFまたはCOUNTAという関数で、空白以外のセルの数を合計することができるのだろうか?
COUNTIFとCOUNTAの違い
まずは、COUNTIFとCOUNTAの違いは何だろう?
COUNTA
COUNTAという関数は何かが入力されているセルをカウントする。
一見空白に見えるセルでも、スペースや半角スペースあるいは数式が入っていれば「入力がされているセル」とみなしてカウントするのがCOUNTAという関数。
COUNTIF
COUNTIFはCOUNTという関数にIF(条件)が入ったもの。
COUNT関数は
- 数式が入力されていて結果が数値ならカウントする
- 数式が入力されていて結果が数値でなければカウントしない
- 文字列としての数値はカウントしない
- 論理値TRUE/FALSEはカウントしない
という特徴がある。
Excelで空白以外のセルの数を数える方法
COUNTAを使って空白以外のセルを数える場合は、セル数の合計を求めるセルに「=COUNTA(セル番号:セル番号)」という風に入力する。
例えば、B5のセルにB2からB4までの入力されたセルがいくつあるかを表示させたい場合は=COUNTA(B2:B4)ということになる。
COUNTIFの場合、B5のセルにB2からB4までの入力されたセルがいくつあるかを表示させたい場合は=COUNTIF(B2:B4, "<>")。
OpenOfficeCalcで入力されたセルを数えるには
OpenOfficeCalcの場合、「 =COUNTIF(B2:B4, "<>") 」と数式を入れても、うまく入力されたセル数が計算されない。
OpenOfficeCalcの場合、「 =COUNTIF(B2:B4;"<>") 」という数式になる。
特定の文字が入力されたセルを数えることもできる
特定の文字(例えば「あ」という文字)をカウントする場合、「 =COUNTIF(B2:B4;"あ") 」とすれば、「あ」が入力されたセルがカウントされる。
「 =COUNTIF(B2:B4;"あ")+COUNTIF(B2:B4;"1") 」ならば「あ」または「1」が入力されたセルがカウントされることになる。
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