記事内に広告が含まれています。

OpenOfficeCalcやLibreOfficeCalcで空白以外のセルを数える

OpenOfficeCalcやLibreOfficeCalcで空白以外のセルを数える フリーソフト・アプリ・Webサービス
OpenOfficeCalcやLibreOfficeCalcで空白以外のセルを数える
フリーソフト・アプリ・Webサービス
この記事は約5分で読めます。
PR

 OpenOfficeやLibreOfficeのCalcで、記入されたセル(空白以外のセル)を数える場合、Excel同様、COUNTIFまたはCOUNTAという関数を使う。

 が、数式の書き方がOpenOfficeCalcだけ少し違う。

【Windows10サポート終了】

「COUNTA」と「COUNTIF」の違い

F
F

 「COUNTA」と「COUNTIF」の違いは何?

森の賢者
森の賢者

 「COUNTA」は”何かが入力されたセルをカウントする”

 「COUNTIF」は「COUNTA」に条件が付いたものじゃな。

COUNTA

 COUNTAという関数は何かが入力されているセルをカウントする。

 一見空白に見えるセルでも、スペースや半角スペースあるいは数式が入っていれば「入力がされているセル」とみなしてカウントするのがCOUNTAという関数。

COUNTIF

 COUNTIFはCOUNTという関数にIF(条件)が入ったもの。

 COUNT関数を利用すると様々な条件を付けて、セルの数を数えることができる。

「COUNTA」と「COUNTIF」

「COUNTA」と「COUNTIF」

Excelで空白以外のセルの数を数える方法

 COUNTAを使って空白以外のセルを数える場合は、セル数の合計を求めるセルに「=COUNTA(セル番号:セル番号)」という風に入力する。

 例えば、B5のセルにB2からB4までの入力されたセルがいくつあるかを表示させたい場合は「=COUNTA(B2:B4)」という数式になる。

 COUNTIFの場合、B5のセルにB2からB4までの入力されたセルがいくつあるかを表示させたい場合は「=COUNTIF(B2:B4, "<>")」という数式になる。

 〔"<>"〕は「特定条件なし」という意味。

森の賢者
森の賢者

 何か条件を付ける場合は、「=COUNTIF(B2:B4, "条件")」という数式になるのじゃ

OpenOfficeCalcで入力されたセルを数えるには

森の賢者
森の賢者

 「COUNTA」関数の使い方は、ExcelもOpenOfficeCalcも同じじゃ。

 ただし、「COUNTIF」関数を使った場合はOpenOfficeCalcとExcelでは少し数式が違ってくるのじゃ。

OpenOfficeCalcで「COUNTIF」でセルを数える

F
F

 OpenOfficeCalcだと、空白以外のセルを数えようとして「 =COUNTIF(B2:B4, "<>") 」と数式を入れても、エラーになっちゃうよ。

森の賢者
森の賢者

 OpenOfficeCalcで空白のセル以外のセルを数える数式は、「 =COUNTIF(B2:B4;"<>") 」という数式になるのじゃ。

「COUNTA」と「COUNTIF」-OpenOfficeCalc

「COUNTA」と「COUNTIF」-OpenOfficeCalc

「COUNTIF」で特定の文字が入力されたセルを数えることもできる

 「COUNTIF」を使うと特定の文字が入力されたセルを数えることもできる。

 OpenOfficeCalcで、特定の文字や数字(例えば「あ」という文字)をカウントする場合、「 =COUNTIF(B2:B4;"あ") 」とすれば、「あ」が入力されたセルがカウントされる。

 「 =COUNTIF(B2:B4;"あ")+COUNTIF(B2:B4;"1") 」ならば「あ」または「1」が入力されたセルがカウントされることになる。

「COUNTA」と「COUNTIF」2-OpenOfficeCalc

「COUNTA」と「COUNTIF」2-OpenOfficeCalc

LibreOfficeCalcで空白以外の入力されたセルの数を数える

森の賢者
森の賢者

 LibreOfficeCalcの場合「COUNTA」関数の使い方は、ExcelやOpenOfficeCalcも同じじゃ。

 「COUNTIF」関数を使った場合はExcel同じ数式OKじゃよ。

 LibreOfficeOfficeCalcの場合は、Excelと同じ「 =COUNTIF(B2:B4, "条件") 」という数式の構造になる。

森の賢者
森の賢者

 ただし、LibreOfficeCalcは、おりこうさんなことに、間違って、OpenOfficeの数式「 =COUNTIF(B2:B4;"条件") 」を入力しても、自動修正して数式を「 =COUNTIF(B2:B4, "条件") 」に直してくれるのじゃ。

「 =COUNTIF(B2:B4;"条件") 」を入力しても、自動修正して数式を直す-「COUNTA」と「COUNTIF」-LibreOfficeCalc

「 =COUNTIF(B2:B4;"条件") 」を入力しても、自動修正して数式を直す-「COUNTA」と「COUNTIF」-LibreOfficeCalc

 特定の文字の入力されたセルを数える時も「 =COUNTIF(B2:B4, "条件") 」を使う。

 特定の文字や数字(例えば「あ」という文字)をカウントする場合、「 =COUNTIF(B2:B4,"あ") 」とすれば、「あ」が入力されたセルがカウントされる。

 「 =COUNTIF(B2:B4,"あ")+COUNTIF(B2:B4,"1") 」ならば「あ」または「1」が入力されたセルがカウントされることになる。

LibreOfficeCalcとOpenOfficeCalcの互換性の問題

 LibreOfficeCalcの場合は、「 =COUNTIF(B2:B4;"条件") 」を入力しても、自動修正して数式を「 =COUNTIF(B2:B4, "条件") 」に直してくれる。

 なので、OpenOfficeCalcで作った表をLibreOfficeで開くと、数式が自動修正され、問題なく利用できる。

 では、OpenOfficeCalc場合はどうかというと…。

 拡張子「ods」や「xlsx」で保存されたLibreOfficeCalcのファイルは、OpenOfficeCalcの数式に自動修正され、こちらも問題なく利用できる。

LibreOfficeCalcやExcelで作ったファイルの数式を自動修正する-「COUNTA」と「COUNTIF」-OpenOfficeCalc

LibreOfficeCalcやExcelで作ったファイルの数式を自動修正する-「COUNTA」と「COUNTIF」-OpenOfficeCalc

森の賢者
森の賢者

 OpenOfficeCalcもLibreOfficeCalc・Excelも相互に数式を自動修正してくれるので、保存ファイルをお互いに使うことができるのじゃ。

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました