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フリーソフトVirtual Router ManagerでWindows7を無線LANアクセスポイント化してWiFi接続

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 フリーソフトVirtual Router Managerを使って、無線LANのついたWindowsパソコンを無線ルーターとして使ってみよう。

 無線LANルーターも安くなっているし、小型で持ち運びできるものも売っているので、買っちゃっても良いけどさ。

 無線LANをたまにしか使わないのにわざわざ買うのもなんだし。

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Windows7・8までしか対応していない

 Virtual Router ManagerはWindows7とWindows8までしか動かないのでご注意!

Windows10ではもっと簡単になった

 Windows10では「モバイルホットスポット」という機能がある。

 これが、SoftAP(ソフトウェア・アクセス・ポイント)、「Virtual Wi-Fi(wireless hosted network 機能・仮想WiFi)」のようだ。

 設定で、「モバイルホットスポット」の設定をする。

 タスクバーの通知の部分をクリックすると、「モバイルホットスポット」のON・OFF画面が出てくるので、そこをクリックするだけでON・OFFができる。

Windows7・Windows8には基本的な仮想ルーター機能がついている

 Windowsvista以降のOSには、「SoftAP」と「Virtual Wi-Fi(wireless hosted network 機能・仮想WiFi)」というものが標準で利用できる。

 Windows7や8でも「SoftAP」と「Virtual Wi-Fi(wireless hosted network 機能・仮想WiFi)」は利用できる。

 Windows10は管理人は未確認。

 SoftAP(ソフトウェア・アクセス・ポイント)は、無線LAN機能つきのパソコンをアクセスポイントとして設定できる機能。

 Virtual Wi-Fi(仮想Wi-Fi)は、通常他のアクセス・ポイントに接続するためのクライアントとして動作している無線LANアダプタを仮想的なアダプタとMACアドレスを追加して、帯域の一部をアクセス・ポイントとして振る舞うために利用するもの。

 利用できるものを利用しない手はない。

 ということで、Windows7パソコンを「SoftAP」と「Virtual Wi-Fi(wireless hosted network 機能・仮想WiFi)」と無料ソフトVirtual Routerで無線LANルーター化してAndroid末端と通信してみよう。

 「SoftAP」と「Virtual Wi-Fi(wireless hosted network 機能・仮想WiFi)」の機能を使うには、無料ソフトなどを使わなくてもできるのだが、無料ソフトを使うと設定が簡単にできる。

・ソフトを使わずWindowsパソコンを無線LANアクセスポイントにする方法はこちらの記事を見てね

パソコン側の接続環境

・無線LAN内臓のWindows7OSインストール済みのパソコン(元のOSはWindowsXP)。

・フレッツADSL。

・モデムはNTTの無償貸与品

・バッファローの有線LANルーター。

・無料ソフトVirtual Router ManagerでWindows7パソコンを無線LANルーター化する。

通信を受け取る側の末端

・Android末端(今回は、ソニーのスマートフォンXPERIA・SIMなし)

Virtual Router Managerの利用条件

・対応OSはWindows7およびWindows8。

・Virtual RouterはWPA2で暗号化されるので、WPA2が利用できない末端とは通信ができない。

・日本語には未対応(利用はできる)。

Virtual Router Manager(フリーソフト)でWindows7無線LANアクセスポイント化の設定

1、Virtual Router Manager提供元サイトへアクセス⇒「download」ボタンをクリック⇒「保存」ボタンを押しダウンロードを行う。

2、ダウンロードしたセットアップファイル(VirtualRouterInstaller.msi)を右クリック⇒「インストール」を選択⇒「Next」ボタンを押す⇒「Next」ボタンを押す⇒「Next」ボタンを押す⇒警告が出たら「はい」を押す⇒ファイヤーウオールなどの警告がでたら「いつも許可」を選択し、「OK」ボタンを押す⇒「clause」ボタンをクリック。

3、インストールが完了するとVirtual Router Managerが起動し、「Virtual Router Manager」ウィンドウが表示されます。

1)「Network Name(SSID)」=ネットワークの名称
 デフォルトの SSID として「VirtualRouter.codeplex.com」が表示されています。
 デフォルトの SSID から変更したい場合は、32文字までの英数字で入力。

2)「Password」
 8文字以上のパスワードを設定する。

3)「Shared Connection」=PCのインターネット接続方式を選択。
PCが有線LANでインターネット接続している場合は、「ローカルエリア接続」を選択。

設定を終えたら「Start Virtual Router」をクリック。

Android末端側の設定

1、「設定」⇒「無線とネットワーク」⇒「Wi-Fi」にチェックを入れる⇒「Wi-Fi設定」をタップ。

2、Wi-Fiネットワークを追加⇒Network Name(SSID)とパスワードを設定。

 あとはブラウザでインターネットに接続するだけ。

インターネットに接続できない場合は?

1、パソコンの『コントロールパネル』⇒『ネットワークと共有センター』→『アダプタの設定変更』をクリック⇒『ワイヤレスネットワーク接続2 設定したSSID名 Microsoft Virtual WiFi Miniport Adapter』のアイコンを確認⇒『ローカル接続』を右クリック⇒『プロパティ』を選択⇒『共有』タブをクリック⇒『ネットワークの他のユーザーにこのコンピュータのインターネット接続を通して接続を許可する』にチェックを入れる。⇒ホームネットワーク接続を『ワイヤレスネットワーク接続2』に選択⇒OKボタンを押す。

2、『ローカル接続』を右クリック⇒『プロパティ』⇒『ネットワーク』タブをクリック⇒(TCP/IPv6)のチェックを外す⇒「 インターネットプロトコルバージョン 4 (TCP/IPv4) 」 にチェックを入れる⇒「 プロパティ(R) 」をクリック⇒「IPアドレスを自動的 に取得する」にチェックを入れる。⇒OKを選択。

3、アドホックモードを解除する

 もし、Virtual Routerでインターネットに接続できない場合、1から3までを試してみて。

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